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2015.02.08

制作発表記者会見レポート! その2 ~森麻季&マーク・S・ドス編

■ヴィオレッタはソプラノの最高峰 ―森 麻季(ヴィオレッタ役)
 私にとって兵庫というのは特別な思いがあるところです。震災で須磨に住んでいた叔父を亡くしまして、10年後の追悼公演ではモーツァルトのレクイエムを神戸で歌わせていただきました。そして震災の20年目、この劇場の10年目に「椿姫」のタイトルロールを歌わせていただくことになり、大変光栄です。兵庫との強いつながりを感じます。
 ヴィオレッタというのは、1幕はとても華やかで高い技術が要求されます。2幕では別れを迫るジェルモンに対し、激昂する素晴らしい二重唱があり、3幕では死を覚悟しながら愛する人を思う健気さや強さ、はかなさなど、色々なことが求められる。ソプラノの最高峰といっても過言ではないのかなと思います。佐渡オペラは今回で3回目の出演となりますが、マエストロが愛情をこめて、大きな音楽に乗せて、家族のように暖かい雰囲気でつくれるのがとても素敵だと感じます。今回の「椿姫」は、私の人生の集大成として、全力を投じたいと思います。

■ヴェルディ作品は自分のルーツ ―マーク・S・ドス(ジェルモン役)
 私は、ヴェルディ歌いとして著名なカルロ・ベルゴンツィの下で勉強し、また、マリア・カラスとも多く共演したニコラ・ロッシ=レメーニに教えを受けたこともあり、ヴェルディ作品は自分にとってルーツとも言える作品です。
 ジェルモン役にはとても親近感を感じます。ヴェルディが書いた「マクベス」「リゴレット」「トロヴァ―レ」などにも、ただ悪ではない、悪の中で哀しみを表現できる役があると思います。
 マエストロとは、トリノ王立歌劇場のオペラ「ピーター・グライムズ」ではじめて共演しました。とても複雑な役でしたが、マエストロとの作業は素晴らしい経験でした。今回の公演でまたマエストロと共演することをとても楽しみにしています。

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