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芸術文化センターの開館後、佐渡裕芸術監督による「芸術監督プロデュース・オペラ」シリーズのひとつとして毎年上演を計画しているオペラ「ヘンゼルとグレーテル」を題材にしたミニ音楽劇を、西宮市、明石市(以上8月)、小松島市(徳島県)、姫路市、神戸市(以上10月)で開催!

ヘンゼルとグレーテル  「歌おう、踊ろう、ヘンゼルとグレーテル」では、フンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」から主人公たちが歌い踊る親しみやすい歌や踊りの音楽を抜粋し、客席の子供たちが実際に歌や踊りを体験しながら舞台と客席とが一体となる楽しい舞台作品として再構成します。今回の舞台を体験した子供たちが、将来の「ヘンゼルとグレーテル」劇場公演に歌の一節を口ずさみながら来場してくれることを願っています。

 演出の伊藤敬子はフランスを中心に活躍中のタップダンサーで、豊富な舞台活動経験を生かし自ら出演・振付をも担当します。出演には、太田郁子(ヘンゼル)、高橋桂(グレーテル)、牧野庸子(魔女)という関西・関東の本格的オペラ歌手を招き、小規模ながら充実した演奏をお聞かせします。

 また、各公演会場では、立地条件が許す範囲で会場前のスペース(駐車場など)に特設テントによるイベントブースを展開し、さまざまな趣向を凝らして来場者をオペラの世界、音楽の世界、おとぎの世界に誘います。舞台作品の魅力を存分に体感していただく絶好の機会となることでしょう。

スタッフ 全日程 8月公演 あらすじ プロフィール

STUFF
出演: 伊藤敬子(ケイコ)、太田郁子(ヘンゼル)
高橋 桂(グレーテル)、牧野庸子(魔女)
演奏: 井上隆平(ヴァイオリン)、若松さより(チェロ)、
奥田 律(フルート)、上田 希(クラリネット)、
水無瀬一成(ホルン)、白石 准(ピアノ)

STAFF
企画・監修:佐渡 裕 (財)兵庫県芸術文化協会芸術監督(音楽)
演出・振付:伊藤敬子
美術・衣裳デザイン・宣伝イメージ画:高濱浩子
特別協賛:日本臓器製薬株式会社
協 力:ローランド株式会社
制作:(財)兵庫県芸術文化協会 芸術文化センター推進室

全日程・会場
2003年8月28日(木) 【西宮市プレラホール(西宮市)】
29日(金) 【明石市立産業交流センター(明石市)】
10月12日(日) 【ミリカホール(徳島県小松島市)】
13日(祝) 【姫路市文化センター(小)(姫路市)】
18日(土) 【ピフレホール(神戸市長田区)】
※10月公演分は後日発売
【上演時間/約1時間】

8月公演
【西宮公演】チケット発売:5月30日(金)

日 時 2003年8月28日(木)
14:00開場→14:30開演  17:00開場→17:30開演(一日2回公演)
会 場 西宮市プレラホール(TEL: 0798-64-9485)
※阪急西宮北口駅下車徒歩5分・プレラにしのみや5階
入場料 一般800円、中学生以下500円 全席自由
ひょうご舞台芸術友の会会員 大人700円、中学生以下450円
チケット取扱 芸術文化センターチケットオフィス/TEL: 078-333-3399
問合せ先 芸術文化センター推進室/TEL: 078-333-1150

【明石公演】チケット発売:5月30日(金)

日 時 2003年8月29日(金)
14:00開場→14:30開演  17:00開場→17:30開演(一日2回公演)
会 場 明石市立産業交流センターコンベンションプラザ(TEL: 078-936-7915)
※JR大久保駅下車
入場料 一般800円、中学生以下500円 全席自由
ひょうご舞台芸術友の会会員 大人700円、中学生以下450円
チケット取扱 芸術文化センターチケットオフィス/TEL: 078-333-3399
明石商工会議所/TEL: 078-911-1331
主 催 明石市、明石商工会議所、兵庫県、(財)兵庫県芸術文化協会
問合せ先 芸術文化センター推進室/TEL: 078-333-1150

オペラ「ヘンゼルとグレーテル」ってどんなの?
ヘンゼルとグレーテル  ヘンゼルとグレーテルは仲の良い兄妹。生活は貧しいながら、歌を歌ったり、踊りを踊ったりして楽しく過ごしていました。
 あるとき、母親の言いつけで森へ野イチゴを摘みに出かけた二人は、夢中になって遊ぶうちに道に迷ってしまいました。
 やがて森には暗くて深い夜が訪れます。二人がお祈りをしながら横になると、仲良く眠る二人を天使たちが守ってくれました。
 ところが、この森の奥には恐ろしい魔女が住んでいるのです。魔女は、すべておいしそうなお菓子でできている「お菓子の家」で子供たちを誘い寄せ、クッキーにして焼いてしまうのでした。
 翌朝、目がさめたヘンゼルとグレーテルは「お菓子の家」を見つけてまんまと魔女に捕らえられてしまいます。魔法をかけられて危うくクッキーになりかけたとき…
 二人は力を合わせて魔女を退治します。魔法が解けると、クッキーになっていた子供たちが元気に元通りになりました。
 そこへヘンゼルとグレーテルを探しに来た両親もやってきて、みんなで幸せを喜び合いました。


◆ワーグナーの影響を強く受けたドイツの作曲家エンゲルベルト・フンパーディンクが、グリム童話を元にしたアーデルハイト・ウェッテの台本に作曲したメルヘン・オペラの代表的作品(1893年初演)。

プロフィール
太田郁子:ソプラノ(ヘンゼル役)
太田郁子 神戸女学院大学音楽学部卒業。同研究科修了。関西二期会研究生終了後、渡仏。関西二期会オペラ「フィガロの結婚」花娘、「魔笛」パパゲーナ、「ラインの黄金」ヴェルグンデ等に出演。堺シティオペラ「カルメン」(原語上演)ミカエラ、神戸アーバンオペラ「魔笛」パパゲーナ、「カルメン」ミカエラで出演。神戸フォーレ協会オペラ「魔法にかかった坊や」(原語上演)にサンドリヨン役で出演。関西二期会正会員、神戸フォーレ協会会員。畑きみ子、林達次、井上和世の各氏に師事。

高橋 桂:ソプラノ(グレーテル役)
高橋 桂 国立音楽大学卒業。声楽を山田純彦、岩崎由紀子の両氏に師事。二期会オペラスタジオ第39期修了。これまで「椿姫」ヴィオレッタ、「カルメン」フラスキータ、「メリー・ウィドウ」グリゼット役に出演のほか、合唱メンバーとして「ヘンゼルとグレーテル」「こうもり」「ローエングリン」「フィガロの結婚」「魔笛」「忠臣蔵」「沈黙」などのオペラや、N響、読響、日本フィル、都響などの定期演奏会に出演。二期会合唱団メンバーとしてスクールコンサートにも参加している。本年6、7月には銀座博品館劇場にてコーラスガールとして出演。1997年度新国立劇場合唱団登録メンバー。現在、二期会準会員。

牧野庸子:メゾ・ソプラノ(魔女役)
牧野庸子 武蔵野音楽大学声楽学科卒業。同大学院声楽科修了。オペラ「フィガロの結婚」マルチェリーナ役、「ジャンニ・スキッキ」ツィータ役、「アドリアーナ・ルクヴルール」ブイヨン公爵夫人役に出演。1990年、初のリサイタル。93年より2年おきにサントリー小ホール、東京オペラシティ・リサイタルホール、銀座・王子ホールでリサイタルを開催。2000年より6回渡伊、留学。ミラノ、サレルノ等でのコンサートに出演。佐伯真弥子氏、エレナ・オブラスツォワ氏、ヴィットリオ・テラノーヴァ氏、ジェニー・アンヴェルト氏に師事。二期会会員。

佐渡 裕:企画・監修 ※本公演での出演はありません。
 京都市出身。89年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。95年レナード・バーンスタイン国際指揮者コンクール優勝。コンセール・ラムルー管弦楽団(フランス)首席指揮者。ジュゼッペ・ヴェルディ・ミラノ交響楽団(イタリア)首席客演指揮者。ボルドー、ナントなどヨーロッパにおけるオペラ公演も高く評価されている。兵庫県芸術文化協会芸術監督(音楽)。

伊藤敬子:演出・振付・出演
 京都市出身。ヨーロッパと日本で活躍中のタップダンサー。パリ第三大学(ヌーベル・ソルボンヌ)演劇学科、パリ第四大学(ソルボンヌ)美術史・考古学科に学ぶ傍らマレ・ダンスセンターでヴィクター・クノーに師事。1994年、フランス人パートナー2人とミュージカル・トリオ「マカダン・タップ」を結成。作・振付・演出・出演をメンバー自ら手掛け、フランス国内を中心にヨーロッパ各地のフェスティバルや劇場、テレビに数多く出演。

井上隆平:ヴァイオリン
 京都市立芸術大学音楽学部卒業。オランダ・アムステルダム音楽院修了。現在、神戸市室内合奏団ヴァイオリン奏者、京都フィルハーモニー室内合奏団客員コンサートマスター、京都チェンバーオーケストラ・アシスタントコンサートマスター、大阪府立夕陽丘高等学校音楽科非常勤講師、KMC音楽院講師。

若松さより:チェロ
 東京芸術大学音楽学部付属音楽高等学校を経て、東京芸術大学音楽学部を卒業。これまでに故・堀江泰氏、故・津田朝子、黒川正三、河野文昭の各氏に師事。現在、室内楽、オーケストラ等で活動。

奥田 律:フルート
 京都市立堀川高等学校音楽科(現京都市立音楽高校)、大阪音楽大学音楽学部器楽学科を卒業後、パリ市立音楽院へ留学。イギリスにてトレバー・ワイ氏の開く「The Studio」にも短期ながら参加。これまでに白石孝子、曽根亮一、ソフィー・シェリエの各氏に師事。フルート五重奏“ブルーベル”メンバー。

上田 希:クラリネット
 大阪音楽大学卒、ジュリアード音楽院修士課程修了。99年第68回日本音楽コンクール第一位入賞。在米中はもとより帰国以後も、オーケストラとの共演(東響、大フィル、京響、アンサンブル金沢等)、リサイタル、室内楽と幅広く活躍し、「ケタはずれに巧い奏者の登場」(音楽の友)など高い評価を得ている。

水無瀬一成:ホルン
 京都市立芸術大学音楽学部を今春卒業。ホルンを小山亮、猶井正幸の各氏に師事。またZ・ティルシャル、R・バボラクのマスタークラス受講。現在、関西を中心にフリー奏者として活動中。

白石 准:ピアノ
 作曲家の父白石顕雄に音楽の手ほどきを受けた後、小林仁氏にピアノを師事。" Music Today "で武満徹氏に見いだされ、突如代役でピアニストとしてデビュー。独奏、室内楽、オーケストラの鍵盤奏者として活動している。インターネットにホームページを持ち、日夜聴衆との交流を欠かさない。http://shiraishijun.net


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