最新情報

2019/05/23

【記事掲載】5月23日読売新聞(関東エリア)夕刊

【記事掲載】
本日5月23日の読売新聞(関東エリア)夕刊に、佐渡芸術監督のインタビュー記事が掲載されました。

2019/05/21

「オン・ザ・タウン」ワンコイン・プレ・レクチャー第2回が開催されました!
バーンスタインのニューヨーク~NYへのラブレター

500円で気軽に楽しく作品の予習ができるワンコイン・プレ・レクチャーの第2回が開催されました。
今回は、講師にニューヨーク在住の音楽ジャーナリスト小林伸太郎さんをお迎えし、『ニューヨークへのラブレター』と題して、ニューヨークの街、ニューヨークとバーンスタインとの関係などを様々な視点からレクチャーしていただきました。
その様子を少し紹介します!

ニューヨーク市とLeonard Bernstein Place
◆アメリカ合衆国の東側に位置するニューヨーク市は、マンハッタン、ブロンクス、ブルックリン、クイーンズ、スタテンアイランドの5つに分けられます。小林さんが「東京と比べてニューヨークの面積が小さいことに改めて驚かさる」とおっしゃるほど、ニューヨークにはたくさんの文化がコンパクトにまとまっているのです。

◆バーンスタインが亡くなって3年後に、ある街角がLeonard Bernstein Placeと名付けられました。その近くには、世界最大のパフォーミングアーツ複合施設「リンカーンセンター」があり、ニューヨーク・フィル・ハーモニックの本拠地でもあるディヴィット・ゲフィン・ホール、メトロポリタン歌劇場、ディヴィット・H・コーク・シアター、ジュリアード学院などがあります。ジュリアード学院は日本では「ジュリアード音楽院」として知られていますが、現在は音楽だけではなくダンス・演劇も学べます。広大な敷地内には、パフォーミングアーツ専門ライブラリーがあり、貴重な資料や過去作品が閲覧できるなど、舞台芸術を学ぶのに最適な環境だそうです!

ブロードウェイ劇場街
Broadway (broad=広い) (way=道)という街区の中心を貫くメインストリートに約39の大劇場(客席数500席以上)が存在します。100席から500席未満の劇場はオフ・ブロードウェイと呼ばれています。

すべてはカーネギーホールで始まった
今はもう取り壊されて無くなっているのですが、カーネギーホールには「カーネギースタジオ」といって、アーティストが使用できる170室のスタジオ(居住スペース)がホールに併設されていました。そして、当時の手紙に記載されている住所からすると、かつてバーンスタインはここに住んでいたのかもしれないという情報が残っているそうです。

レナード・バーンスタインとジェローム・ロビンズの出会い、それから
ロビンズが新しいバレエ作品を創作しようと作曲家を探していた時に2人は出会いました。複数の企画案のなか、3人の水兵が24時間だけニューヨークに行けるというアイディアが通り「ファンシー・フリー」が創られます。メトロポリタン歌劇場で初演されると大ヒットし、面白いからミュージカルにしよう!とできたのが「オン・ザ・タウン」だったのです。
この「オン・ザ・タウン」は第二次世界大戦の真っ只中に作られた作品です。
登場人物の女性から当時の様子が見えてきます。例えば、タクシードライバーの女性。当時、徴兵に伴う男性労働者の減少により女性が駆り出されたという時代背景がうかがえます。
1944年「オン・ザ・タウン」初演でアイヴィ役を務めたのは、日系アメリカ人ダンサーのソノ・オーサトでした。ロビンズ、バーンスタインは彼女の才能を高く評価し、日本との戦争中であったにもかかわらず、彼女を想定してアイヴィ像をつくりあげたのです。他にも当時としては稀だった、アフリカ系アメリカ人出演者の起用をするなど、先鋭的なプロダクションだったようです。

大都会で煌びやかな印象が強いニューヨーク。一方で孤独を感じさせる場所でもあり、それもこの街のひとつの姿だという小林さん。そして、“バーンスタイン以上にニューヨークを体現できた作曲家はいないのではないか”と締めくくられました。

2019/05/11

佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2019
ミュージカル「オン・ザ・タウン」
公開リハーサル&ワークショップ 参加者募集!

『公開リハーサル』
7/10(水) 2:00PM 参加者400名
佐渡裕芸術監督が贈る大人気オペラ・シリーズ。今夏は『オペラシリーズなのにミュージカル?』と自由な発想でお贈りするバーンスタイン最初のミュージカル「オン・ザ・タウン」。
本番通りの衣裳で行われる最終リハーサル(ゲネプロ)に参加できる貴重な機会です。驚きと感動に満ちた舞台を一緒に盛り上げましょう!!

オペラ創造ワークショップ『オン・ザ・タウン』&バックステージツアー
7/11(木) 3:00PM 参加者500名
翌日に公演初日を控えた劇場で、実際の舞台装置や舞台衣裳を展示しながらオペラを創造する現場作業に携わっているスタッフが制作秘話を語ります!!
「まるでびっくり箱」のような舞台の裏側をのぞき見ることができるバックステージツアーも実施!
本番がより楽しいものになるのは間違いなし!!

【応募要領】
●応募資格:一般(小学生以上)
●入場料:無料
●応募方法:往復ハガキでお申込みください。ハガキ1枚につき2名様まで申込みできます。
      応募は1組1通限り。
      往信面に①希望日②郵便番号・住所・電話番号③氏名・年齢(1名または2名様分)
      ハガキの返信宛名面に返信先(住所・氏名)を記入し、下記宛先までお送りください。

      〒663-8204 西宮市高松町2-22
      兵庫県立芸術文化センター ○○○○係
      ※希望のイベント名(公開リハーサル または ワークショップ)を記入
      例)公開リハーサル 係

●締切:6/14(金)当日消印有効 結果は6/28(金)までに返信ハガキでお知らせします。

*公開リハーサル、ワークショップ両方をお申込みの方は、往復ハガキを2枚ご用意ください。
*応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
*当日は当選ハガキをご持参ください(代理不可)。
*今回のご応募で得た個人情報は抽選にのみ使用し、使用後はすみやかに破棄いたします。

2019/05/09

衣裳合わせ進行中!

今回の「オン・ザ・タウン」で使用するのは、1940年代のファッションに基づいた衣裳。
製作はイタリアの工房で行い、4月と5月に、ロンドン市内で衣裳合わせを行いました!
その様子を一部お見せいたします!

衣裳合わせが行われたアメリカン・インターナショナル・チャーチ

レトロでお洒落!1940年代ファッション

ドレッシーな衣裳も素敵!

2019/04/26

アンサンブルのプロフィールをアップしました!

ウェストエンドでの「パリのアメリカ人」オリジナル・ロンドンキャストや渡辺謙さんが主演した「王様と私」、ディズニー映画「くるみ割り人形と秘密の王国」や、バーミンガム・ロイヤル・バレエ、イングリッシュ・ナショナル・バレエなど、輝かしい出演歴を持つダンサー、ミュージカル俳優が勢ぞろい!
名前をクリックするとプロフィールが表示されます。
◆キャスト・スタッフ

2019/04/23

演出家 アントニー・マクドナルドより、コメントが届きました

英国王室認定デザイナー(Royal designer for industry)の一人であり、ハイセンスな演出、デザインで評価されるアントニー・マクドナルドより、今回の「オン・ザ・タウン」について、その魅力や、意気込みを語るコメント動画が届きました。

内容を少しご紹介すると・・・
「オン・ザ・タウン」は、なんといってもファンタスティックでエネルギッシュな音楽が魅力的。この作品が持つカラフルなイメージを再現したい、とのこと。
バーンスタインはミュージカルとオペラの間にあるような作曲家であり、「オン・ザ・タウン」も通常のミュージカルよりオペラ的発声を打ち出した作品になっていることにも言及。
そして、佐渡芸術監督や、毎回一緒に素晴らしいプロフェッショナルな仕事ができる兵庫のプロデュースオペラのチームとこの偉大なるプロジェクトに参加できることにとてもワクワクしている、というコメントを寄せてくださいました。

2019/04/19

「オン・ザ・タウン」ハイライトコンサート~ええとこどり!初日が開催されました!

今年7月に芸術文化センターで上演される、ミュージカル「オン・ザ・タウン」を、より親しんでもらおう!という事で、ピアノの生演奏と共に、オペラ歌手が歌い演じるハイライトコンサートを開催しました。
初心者の方にも楽しんでいただけるよう、歌の最中は日本語字幕が出たり、心も身体も躍りだす仕掛けがたくさんありました!
伊原敏行さんの漫談のような楽しいお話と、「オン・ザ・タウン」の舞台となるニューヨークに、オペラ歌手として在住が長い、重松みかさんの実体験を含めた掛け合い、そして写真を使いながらの解説は、会場も大盛り上がりでした!

今回、第一部では、オペラからミュージカルへの流れがよく分かるよう、オペラ、オペレッタ、そしてバーンスタイルのミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」の楽曲を演奏。

そして第二部ではいよいよ「オン・ザ・タウン」へ。1944年4月にバーンスタイン作曲、ジェローム・ロビンズ振付により初演された「ファンシーフリー」というバレエ作品に基づき、この作品が面白いからミュージカルにしよう!と、出来たのが「オン・ザ・タウン」です。
今回のステージでは、3人の水兵がニューヨークに到着したときに歌うエネルギッシュな「ニューヨーク、ニューヨーク」、美しいメロディがいつまでも耳に残る「ラッキー・トゥ・ビー・ミー」や「サム・アザー・タイム」など若きバーンスタインの名曲をまさに“ええとこどり”。オペラ歌手ならではの迫力ある歌唱で、お客様からも好評をいただきました。

重松さんによるニューヨークのお話では、ツウの方にも楽しめる情報が満載。
例えば「オン・ザ・タウン」では、水兵ゲイビーが、地下鉄で見かけたポスターに載るキャンペーンガール、「ミス・ターンスタイル」のアイヴィに一目惚れしますが、このターンスタイルとは、駅改札の出入り口にある棒のこと。なんと現在も使われているそうです!!
また、重松さんはバーンスタインが亡くなった日にニューヨークにいらっしゃったといいます。ジュリアード音楽院を訪れたときにそれを知り、キャンパス内がとても静かだったことを、よく覚えているそうです。

今後この心躍る体験ができるハイライトコンサートは、洲本、三田、篠山、小野、4か所の県内ツアーが開催されます。入場料は500円!是非お近くの街でもご来場ください!

2019/04/05

「オン・ザ・タウン」 ワンコイン・プレ・レクチャー第1回が開催されました!
~これが「オン・ザ・タウン」だ!~

今年7月に公演されるミュージカル 「ON THE TOWN(オン・ザ・タウン)」
この作品をもっと身近に、より楽しんでいただくために、500円で開催されるワンコイン・プレ・レクチャー。
第1回は佐渡裕芸術監督が登場。「オン・ザ・タウン」の見どころ、聴きどころ、そしてこのミュージカルを書いた、師レナード・バーンスタインとはどんな人なのか?!
二人の運命的な関係や魅力をたっぷりと語りました!

当時の貴重な映像や、スペシャルゲスト、清水華澄さん(メゾソプラノ)、白石准さん(ピアノ)の迫力ある力強い演奏と共に、佐渡監督がレクチャー。その様子を少し紹介します。

■オン・ザ・タウンとは
24時間の休暇を許された水兵3人組。初めて訪れたのは、憧れの大都会ニューヨーク。
それぞれタイムリミットを共にする女性とめぐり逢い、待ち受ける運命とは…!
「あなたがニューヨークに24時間しか居られなかったら何をしますか?」
そんな事も考えながら観られる、心踊るミュージカルです!

■レナード・バーンスタイン
そんな心踊る、このミュージカルを書いた彼は、自由で想像的で人の心を掴む才能ある天才であり、作曲家として 単に感覚的に作っているわけではなく、設計図があり、さらに頭に残るメロディ、そして色々なジャンルの音楽を自然に持ち込む事が出来た。それが彼の魅力なのです!

(生い立ち)
10歳の時、屋根裏部屋に祖母が置いていたピアノを発見し、音楽に目覚め その後ハーバード大学の音楽学部に入学。25歳の時、急病のブルーノ・ワルターの代役として、カーネーギー・ホールにてニューヨーク・フィルハーモニックを指揮し、大成功をおさめ、アメリカ人として初の大スターとなりました。 バーンスタインは、ニューヨーク・フィルハーモニックが主催する「ヤング・ピープルズ・コンサート」で若者を育てる事に力を入れていました。これを手本とした番組、「オーケストラがやってきた」は佐渡監督が幼いころ、ピアノレッスンに行く前に観ていたようですよ。

■2人の関係
佐渡監督が、何気なく定食屋で観ていたのは1985年8月のバーンスタイン指揮による「広島平和コンサート」。思いがけず箸が止まってしまった。その後に生で聴いたイスラエル・フィルの公演でもとても自由で創造的な指揮に魅力され、「この人について行く!」と決めた、と話しました。その後指導を受けることになりました。

バーンスタインに「自分にとって1番だったステージは?」と、佐渡監督が尋ねたとき、バーンスタインは「子供達のためにつくったステージが、人生で最も誇らしい。大きな財産だ。」と答えたといいます。
1990年10月バーンスタインはニューヨークの自宅で72年の生涯の幕を閉じました。
1995年に佐渡監督が優勝したバーンスタイン指揮者コンクールの課題曲はシューマン交響曲第2番。この曲は、バーンスタインが1961年に初来日した際に演奏。また、1990年に生涯で最後に演奏した曲でもありました。

運命的な関係、そして 憧れや、尊敬…。才能溢れ魅力あるお二人の関係がみえてきますね。


このチャンスを逃してしまった・・・という人もまだ大丈夫!ワンコイン・プレ・レクチャーは、第2回・第3回とあります。オン・ザ・タウンの名場面だけを取り上げたハイライトコンサートも開催します!まさに“ええとこどり”、7月が待ちきれませんね!

2019/02/20

【関連企画情報】ハイライトコンサート&ワンコイン・プレ・レクチャーも同時発売!

「オン・ザ・タウン」の曲や名場面をぎゅっと凝縮した「ハイライトコンサート」、そして楽しく詳しくオペラ予習ができる「ワンコイン・プレ・レクチャー」を今年も開催いたします。「オン・ザ・タウン」を100倍楽しむ、おトクで盛りだくさんのプレイベントにぜひお越しください!
いずれも、
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
料金:500円(全席指定・税込)
芸術文化センター会員先行予約受付開始:2/21(木)、一般発売:2/24(日)です。
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「オン・ザ・タウン」
ハイライトコンサート~ええとこどり!

4/16(火)・17(水) 各日3:00PM
[英語上演/約1時間40分・休憩あり]
★インターネット予約はこちらから


毎年大好評!
「オン・ザ・タウン」の見どころ、聴きどころが詰まったハイライトコンサート。関西で活躍するオペラ歌手が歌い演じ、伊原さんによる漫談(!?)のようなお話が会場を和ませます。弾けるリズムと、一度聴いたら忘れられないメロディー、ひと足お先に「オン・ザ・タウン」の魅力を体感しちゃいましょう!恒例の県内ツアーも敢行!さあ今年はどの街で楽しみますか?

出演:内藤里美(ソプラノ)、谷 浩一郎(テノール)、西尾岳史(バリトン)、梁川夏子(ピアノ)、伊原敏行(お話)
ステージ構成:重松みか

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【ええとこどり県内ツアー♪】
本公演は、県内4会場でツアー公演も行います。詳しくは各会場へお問い合わせください。
※芸術文化センターでは県内ツアーのチケットお取り扱いはございません。
◆洲本公演 4/21(日) 3:00PM
洲本市文化体育館 文化ホール しばえもん座  TEL:0799-25-3321
◆三田公演 4/27(土) 3:00PM
三田市総合文化センター郷の音ホール 小ホール  TEL:079-559-8101
◆篠山公演 5/11(土) 3:00PM
篠山市立たんば田園交響ホール  TEL:079-552-3600
◆小野公演 5/12(日) 3:00PM
小野市うるおい交流館 エクラホール  TEL:0794-62-5080

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【ワンコイン・プレ・レクチャー第1回】
【特別編】これが「オン・ザ・タウン」だ!

4/4(木) 6:30PM [約1時間30分・休憩なし]
★インターネット予約はこちらから

佐渡裕芸術監督自らが「オン・ザ・タウン」の見どころ、聴きどころ、そして作曲家であり、指揮者であり、教育者でもあったバーンスタインの素顔を熱く語ります。これを聴けば7月が待ち遠しくなること間違いなし!

講師:佐渡 裕(兵庫県立芸術文化センター芸術監督)

【ワンコイン・プレ・レクチャー第2回】
バーンスタインのNY(ニューヨーク)~NYへのラブレター

5/17(金) 11:30AM / 2:30PM [約1時間30分・休憩なし]
★インターネット予約はこちらから

「オン・ザ・タウン」の舞台はニューヨーク、そして作曲家のバーンスタインが長年活動の拠点にしていた街。ニューヨークの街とバーンスタインはどんな結びつきがあったのでしょうか。ニューヨーク在住の小林伸太郎氏ならではのホットでローカルなお話は必聴です!

講師:小林伸太郎(音楽ジャーナリスト)

【ワンコイン・プレ・レクチャー第3回】
ダンスはどこから生まれるの?~ミュージカルとオペラの身体性

6/6(木) 11:30AM / 2:30PM [約1時間30分・休憩なし]
★インターネット予約はこちらから

ミュージカルの大きな見どころのひとつはダンス!いかにして音楽から身体表現が生み出されるのか、オペラとミュージカルの違い、共通点とは?今もっとも注目されている演出家でオペラからミュージカル、演劇、そして2.5次元舞台まで手掛ける田尾下哲氏がその秘密を紐解きます。

講師:田尾下 哲(演出家)

2019/02/19

制作発表記者会見レポート!
vol.3 プレイベント、東京公演への想い

■プレイベントについて
プレ・レクチャーなど、オペラに繋がるプレイベントは非常に重要なものだと思っています。
僕の回(4/4 ワンコイン・プレ・レクチャー第1回【特別編】「これがオン・ザ・タウンだ!」)では、バーンスタインが指揮者として、作曲家として、そしてもう一つ大切なことですが、教育者として、どのようなことをアメリカに、世界に遺していったのかということを具体的にご紹介します。 また、4/6、7にはバーンスタインの作品だけを集めた特別演奏会「佐渡裕 音楽の贈りもの ~We love L.B.」を行います。こちらでは僕のデビュー曲でもある「プレリュード、フーガ&リフス」というビッグバンドの曲や、“I hate music!(音楽なんて大嫌い)”というおもしろいタイトルの歌曲など、様々な方向から作曲家バーンスタインを取り上げます。
言葉で、そしていろいろな音で、芸文センターのお客様にバーンスタインを感じていただければと思います。

■オペラシリーズでミュージカル!? ~ジャンルを越えて
「オペラシリーズでミュージカルをやるんかい!」と思われるかもしれませんが、僕の中ではそうした境目はありません。芸文センターでは、大・中・小ホールの間に一つの共通ロビーがあり、落語を楽しんで帰る人と、オペラをこれから楽しむ人たちが同じ空間を通るように設計されています。ジャンルというものはあるかもしれませんが、共通しているのはそこに感動があるということです。芸文センターに行けばジャズも聴けるし、落語会もあるし、オペラもミュージカルもある。そのようにジャンルを越えてお互い刺激し合って、舞台から生まれる感動が街の人たちの心を豊かにする、ということが最終的な目標です。2時間半ほどの間そこに来て、びっくり箱のように、普段の生活では味わえない驚きと感動が作れるような劇場、プロダクションでありたいと思っています。

■地元の人に愛される劇場~兵庫のエネルギーを東京へ
芸文センターは阪神大震災の復興のシンボルとして生まれました。ですので、地元の人たちが自分たちの「こころの広場」としてとことん愛してくれるような、そしてお昼ご飯を食べながら奥様たちが「あそこの舞台おもしろいなぁ、また行こう」と話題にしてくださるような劇場になればいいなと思っています。そのエネルギーが街の活気に繋がっていくと確信しています。地元に愛される劇場、その証のように思っていますが、夏祭りのように地元の人たちがオペラの開催を楽しみにしてくれるようになりました。オペラ開幕の前日には、前夜祭として地元の人たちと芸文センター前の公園でイベントを行い、僕も法被を着て参加しています。
これまで「蝶々夫人」「カルメン」「椿姫」などオペラの代表的なレパートリーに加え、「メリー・ウィドウ」「キャンディード」「夏の夜の夢」といった挑戦的なプログラムもやってきましたが、この兵庫の劇場で取り上げられる舞台作品を心待ちにしてくださるお客様が毎夏15,000人も来場されるということを、東京の方々にも知ってほしいと思います。 東京で上演するということは、そこからまた兵庫の価値を発信していくことに繋がっていくので、オペラシリーズの中でミュージカルを上演する、という自由な発想も兵庫の魅力として感じていただければと思います。

2019/02/17

制作発表記者会見レポート!
vol.2 演出家、キャストについて


会場で披露された舞台模型の前で

■創造的で作品の本質を突く演出家
 ~アントニー・マクドナルドについて

アントニー・マクドナルドとは「魔笛」(2007年)の舞台装置、「夏の夜の夢」(2016年)の舞台装置と演出で一緒に作品を創りました。とても創造的でセンスのいい、驚くべき天才の一人だと思います。演出プランを考える上でも、歌手陣に対してなど様々なことに気配りができ、そして作品の本質を絶対に見逃さない、たくさんの人に感動を届けられる演出家だと確信しています。この「オン・ザ・タウン」でまた共に仕事ができることを非常にうれしく思いますし、とても興奮しています。

■ロンドンでのオーディション~キャストについて
昨年、ロンドンのウエストエンドでオーディションを行いました。僕もロンドンでいくつかミュージカルを観たことがありますが、ブロードウェイとヨーロッパ的なセンスが混じった、活気あふれるミュージカル文化を持っています。現地のキャスティング・ディレクターの協力を得て、非常にレベルの高いオーディションを開催することができ、歌唱力についても、ダンス、演技力についても、とても魅力的なキャストが揃いました。その中で、「夏の夜の夢」で登場したチャールズ・ライスやイーファ・ミスケリーが再びオーディションを受けて戻ってきてくれるというのは、兵庫のプロダクションがとても心地よく、いい舞台が作れたという実感があるからだとうれしく思っています。ダンサーだけでも20人出演するので、ダンスと音楽がどうリンクしていくのかというところも大きな見どころになると思います。これからの稽古で、舞台でしか味わえない躍動感が作られていくのを楽しみにしています。

2019/02/15

制作発表記者会見レポート!
vol.1 バーンスタインと「オン・ザ・タウン」の魅力

先日、発売に先駆けて記者会見を行いました。佐渡裕芸術監督が語る、公演の魅力や抱負、バーンスタインに対しての想い・・・全3回に分けてたっぷりご紹介します!

■バーンスタイン生誕100周年~最後は兵庫で
2018年はバーンスタイン生誕100周年ということで、僕自身もバーンスタインに関わる演奏会をたくさん行う年となりました。バーンスタインは1918年8月生まれ、2019年8月まで100歳ということで、最後の最後に兵庫でバーンスタインの舞台作品を上演したいと思っておりました。「オン・ザ・タウン」というのは、バーンスタインの最初のミュージカル作品であり、映画版(邦題「踊る大紐育(だいニューヨーク)」)も含めて、バーンスタインの才能がたくさんの人に強く伝わった最初の作品です。「ウエスト・サイド・ストーリー」より以前にこんな素晴らしい作品を遺していたということにかねてより注目していました。彼のそばで勉強できた一人として、これからも彼の作品をたくさんの人に紹介していく義務があると思っています。

■「オン・ザ・タウン」の音楽的な魅力~フルオーケストラでの上演
「オン・ザ・タウン」の音楽は、非常にエネルギーがあり、リズムがはっきりしていて、スウィングしまくる音楽です。シンプルなのに心に残るメロディーが多く、ジャズやポップスを使って人をわくわくさせることが得意なバーンスタインらしさがよく表れた作品です。ダンスナンバーがたくさん詰まっていることも大きな魅力です。今回はフルオーケストラでの上演ということで非常にシンフォニックな音がしますし、シンセサイザーなどは一切使わないので、元々書かれていた生の音が大編成のオーケストラで披露されるということが大きなポイントです。

2018/12/27

「オン・ザ・タウン」特設サイトオープン!

ミュージカル「オン・ザ・タウン」の特設ウェブサイトをオープンしました。
こちらの<最新情報>ページでは、イベント情報、キャストやスタッフのインタビュー、メディア掲載情報など、本公演に関するさまざまな情報をお伝えしていきます。どうぞお楽しみに!